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女の子が落ちた先は、俺の息子の先っぽでした。

女の子が落ちてくると言うと、ほぼ全員があのアニメを思い出してしまうほどメジャーな設定ですね。
しかし、「女の子が落ちた先は、俺の息子の先っぽでした。」では空から落ちてくるなんて浪漫のある話ではありません。
この物語では部屋の天井をぶち抜いて女の子が落ちてくるのです。
もはやこの時点で浪漫のカケラもないのですが、ある意味現実味があって親近感がわきます。

この「女の子が落ちた先は、俺の息子の先っぽでした。」では都会の片隅にある集合住宅が舞台です。
この集合住宅は周囲の人間が近づかないところにある、ある意味で陸の孤島です。
何しろ建物自体が古すぎて近づかないと人が住んでいると思えないのです。
しかし、その建物はきちんと人が住んでいます。
集合住宅なので、借り手と貸し手がちゃんと存在しており経済活動をしているのです、傍から見るとただの廃墟ですが。。。

ちなみにこの集合住宅の管理人兼大家は清水酸という若くてキレイな女の子です。
これだけきれいならどこからでも引く手あまたのような気がしますが、何故このような場所で働いているのか謎です。
この清水さん以外にも謎の人物はたくさん登場します。
2階に住んでいる女優になりたい女の子もその一人です。
どうやら舞台女優を目指しているようなのですが、劇団にも所属せず自分の部屋で練習をしています。
もしかしてソロなのでしょうか?

1階の住人である相川もかなりの怪しさです。
フリーターで夜勤オシゴトをしているようなのですが、あまり稼いでいないようなのです。
まだ若く、給料のいい仕事もできるようなのにボロい集合住宅に甘んじるほど手取りは少ないようです。
このように謎だらけの集合住宅なのですが、お互いの交流はほぼありません。
相川と女優志願の女の子があったのも、集合住宅の床が壊れて女の子が落ちてきたことから知り合ったのです。
そして、落ちてきた先は最悪の場所だったのですが、これはまた別の話。

そして、この騒ぎにさすがに管理人である清水さんも驚いて部屋に入ってきたのですが、そこで見たのは相川と女の子が絡んでいるすごい状況だったりします。
何から何まで予想外の「女の子が落ちた先は、俺の息子の先っぽでした」。
ダークな感じがするかもしれませんが、作中はライトなノリで進んでいくのでおすすめです。