飼育小屋少女は可愛い!

飼育小屋少女はとある田舎の学校に赴任した教師が主人公です。
田舎に行くと見知らぬ風習があって驚いたりするなんてことはよくあるので覚悟はしていたのですが、今回の赴任先は衝撃的でした。

赴任する学校に着いて先任に案内をしてもらったのですが、よくある田舎の学校かなくらいにしか最初は思いませんでした。
しかし、最後に案内された校庭で彼の判断は間違っていたことを思い知らされます。
なんと、裸の少女が飼育小屋に入れられていたのです。

驚く彼に先任者は「獣ですよ。人間によく似ていますが」とまるで気にしていないようです。
しかし、彼から見ると、飼育小屋の少女はどう見ても人の女の子です。
飼育小屋の少女は不思議そうな顔で彼のことを見ています。

先任者も不思議に思ったようなのですが、「ああ、都会では珍しいんでしたんね」くらいの感想しか言いません。
なぜこんなことが許されるのか、全く理解できない彼ですが、どうやら、この田舎では飼育小屋少女は「獣」として認識されているようです。
その証拠に学生たちも飼育小屋の少女をニワトリか何かのように扱います。

あまりのことに衝撃を受けると同時に、彼の中には別の感情が沸き起こります。
それは、恋心。
実は飼育小屋の少女はとてもかわいらしく、惚れるには十分すぎるほどだったのです。
しかし、それはおそらくこの田舎ではタブーとされていることです。

それでも彼の中の想いは日に日に強くなっていきます。
ある日遂に我慢しきれなくなってその少女がいる飼育小屋に向かう彼ですが、そこでとんでもないものを見てしまいます。
少女は檻の中で同種の雄の交尾相手をさせられていたのです。
たしかに飼育小屋のニワトリは雄と雌がいます。
それと同じように「獣」の雄と雌がいても不思議はありません。

まさかの事態にショックを受ける彼。
しかし、遂に彼は少女を助ける決心をします。
それは飼育小屋の中に忍び込んで少女を奪ってしまう行為に他ならないのですが・・・・

女の子が落ちた先は、俺の息子の先っぽでした。

女の子が落ちてくると言うと、ほぼ全員があのアニメを思い出してしまうほどメジャーな設定ですね。
しかし、「女の子が落ちた先は、俺の息子の先っぽでした。」では空から落ちてくるなんて浪漫のある話ではありません。
この物語では部屋の天井をぶち抜いて女の子が落ちてくるのです。
もはやこの時点で浪漫のカケラもないのですが、ある意味現実味があって親近感がわきます。

この「女の子が落ちた先は、俺の息子の先っぽでした。」では都会の片隅にある集合住宅が舞台です。
この集合住宅は周囲の人間が近づかないところにある、ある意味で陸の孤島です。
何しろ建物自体が古すぎて近づかないと人が住んでいると思えないのです。
しかし、その建物はきちんと人が住んでいます。
集合住宅なので、借り手と貸し手がちゃんと存在しており経済活動をしているのです、傍から見るとただの廃墟ですが。。。

ちなみにこの集合住宅の管理人兼大家は清水酸という若くてキレイな女の子です。
これだけきれいならどこからでも引く手あまたのような気がしますが、何故このような場所で働いているのか謎です。
この清水さん以外にも謎の人物はたくさん登場します。
2階に住んでいる女優になりたい女の子もその一人です。
どうやら舞台女優を目指しているようなのですが、劇団にも所属せず自分の部屋で練習をしています。
もしかしてソロなのでしょうか?

1階の住人である相川もかなりの怪しさです。
フリーターで夜勤オシゴトをしているようなのですが、あまり稼いでいないようなのです。
まだ若く、給料のいい仕事もできるようなのにボロい集合住宅に甘んじるほど手取りは少ないようです。
このように謎だらけの集合住宅なのですが、お互いの交流はほぼありません。
相川と女優志願の女の子があったのも、集合住宅の床が壊れて女の子が落ちてきたことから知り合ったのです。
そして、落ちてきた先は最悪の場所だったのですが、これはまた別の話。

そして、この騒ぎにさすがに管理人である清水さんも驚いて部屋に入ってきたのですが、そこで見たのは相川と女の子が絡んでいるすごい状況だったりします。
何から何まで予想外の「女の子が落ちた先は、俺の息子の先っぽでした」。
ダークな感じがするかもしれませんが、作中はライトなノリで進んでいくのでおすすめです。